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Italy 公的祝日

無原罪の御宿り

無原罪の御宿り

近日 81日後 2026-12-08

基本情報

日付 2026-12-08
曜日 火曜日
休日の種類 公的祝日
振替労働日 いいえ

歴史的背景と由来

「無原罪の御宿り」(イタリア語:Immacolata Concezione)は、聖母マリアがその母アンナの胎内に宿った瞬間から原罪を免れていたとするカトリックの教義と、その祝日を指します。これはイエスの処女懐胎を意味する「聖母受胎」とは異なる概念です。祝日は毎年12月8日に定められ、2026年は火曜日に当たります。カトリック教会では重要な祭日であり、イタリアでは国民の祝日として、宗教行事だけでなく冬の季節行事の始まりとも位置づけられています。

この信仰は中世の西欧で徐々に発展し、聖母マリアへの崇敬が盛んなイタリア各地でも広く受け入れられました。1854年12月8日、教皇ピウス9世が回勅『イネファビリス・デウス』によって無原罪の御宿りを正式な教義として宣言したことが、現在の祝日の意義を決定づけています。イタリアでは、12月8日を境にクリスマスツリーやプレゼーペ(キリスト降誕場面の模型)を飾る家庭が多く、アドベントからクリスマスへ向かう文化的な節目としても定着しています。

伝統、習慣、お祝いの方法

イタリア各地では、12月8日に教会でミサが行われ、聖母マリアに捧げる祈りや行列が催されます。ローマでは、スペイン広場の「無原罪の御宿りの柱」で教皇が祈りを捧げ、消防士が柱の頂上にある聖母像へ花冠を届ける行事が特に有名です。市民も花を供え、聖母像や教会を訪れて祝福を受けます。家庭ではこの日からクリスマスツリーを飾り、プレゼーペを設置するのが一般的ですが、幼子イエスの人形だけは12月24日夜まで置かない地域もあります。

祝日は家族で食卓を囲んだり、クリスマスマーケットや冬の催しを楽しんだりする機会でもあります。地域によって料理は異なり、魚介料理、焼き菓子、揚げ菓子、季節のパンなどが供されます。ミラノでは12月7日の守護聖人聖アンブロージョの祝日から続く市「オー・ベイ!オー・ベイ!」が、無原罪の御宿りの祝日を含む冬の風物詩となっています。標準的な挨拶は「Buona Immacolata(ブオナ・インマコラータ、よい無原罪の御宿りの日を)」で、親しい間柄では「Buona festa dell’Immacolata」とも言います。