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Italy 公的祝日

聖ステファノの日

聖ステファノの日

近日 99日後 2026-12-26

基本情報

日付 2026-12-26
曜日 土曜日
休日の種類 公的祝日
振替労働日 いいえ

歴史的背景と由来

イタリアの聖ステファノの日(Festa di Santo Stefano)は、毎年12月26日に祝われる国民の祝日です。聖ステファノは、キリスト教の初期教会における最初の殉教者とされ、新約聖書の『使徒言行録』では、エルサレム教会で選ばれた七人の奉仕者の一人として描かれています。キリスト教の教えを説いたため石打ちにされ、殉教の際に神への赦しを祈った人物として、カトリック教会で特に重要な存在となりました。西方教会ではクリスマスの翌日にその記念日を置き、降誕祭の喜びと、信仰のために命を捧げた聖人の記憶を続けて祝います。

イタリアでは、聖ステファノの日はクリスマス(12月25日)と年末年始をつなぐ祝日として定着しています。第二次世界大戦後のイタリア共和国で公休日として認められ、クリスマス休暇を家族と過ごす期間を延ばす役割も担うようになりました。宗教的には聖人の殉教を記念する日ですが、現代のイタリアでは、クリスマスの家族行事を穏やかに締めくくり、親族や友人との交流を深める日という世俗的な性格も強くなっています。地域によっては聖ステファノを守護聖人とする教会でミサや行列が行われます。

伝統、習慣、お祝いの方法

この日は、前日のクリスマスと同様に家族で食卓を囲み、ミサに参加したり、親族や友人を訪ねたりするのが一般的です。クリスマスの祝宴で残った料理を温め直して楽しむ家庭も多く、ロースト料理、パスタ、詰め物料理などに加え、パネットーネ、パンドーロ、トローネ、ナッツやドライフルーツを使った菓子が引き続き食卓に並びます。大規模な新しい宴会を開くというより、クリスマスの余韻を味わいながら、ゆっくり昼食を取る日と考えられています。

都市部では、家族で映画館、劇場、美術館、クリスマスマーケットへ出かけたり、中心街を散歩する「パッセジャータ」を楽しんだりします。教会や家庭のプレゼーペ(キリスト降誕場面の模型)を見に行く習慣もあり、地域によっては1月6日の公現祭まで飾り続けます。決まった全国共通の挨拶はありませんが、「Buon Santo Stefano(聖ステファノの日をおめでとう)」や、より一般的な「Buone feste(よい祝祭を)」が使われます。イタリア語では「Santo Stefano」と呼ばれ、祝日としての案内や旅行情報では「Festa di Santo Stefano」と表記されるのが一般的です。