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Newzealand 公的祝日

マタリキ

マタリキ

終了 70日前 2026-07-10

基本情報

日付 2026-07-10
曜日 金曜日
休日の種類 公的祝日
振替労働日 いいえ

歴史的背景と由来

マタリキ(Matariki)は、ニュージーランドの先住民マオリの伝統において、新年の到来を告げるプレアデス星団(すばる)と、その星々を指す名称です。マオリの暦では、マタリキが冬の明け方の空に現れる時期が一年の節目とされ、亡くなった人々を悼み、現在の恵みに感謝し、これからの希望や目標を語る重要な機会となってきました。星の見え方や祝う時期、星々の呼び名や解釈には、 iwi(部族)や地域ごとの違いがあります。

ニュージーランドでは、マオリ文化とテ・レオ・マオリ(マオリ語)の復興を背景に、マタリキを国民的な祝日として位置づける動きが進みました。2022年に「マタリキ星団の国民祝日に関する法律」が施行され、同年6月24日に初めて国の祝日として実施されました。マタリキの祝日は毎年同じ日付ではなく、マオリの伝統的な暦や月の周期などを考慮して定められます。2026年のマタリキは7月10日(金)です。単なる休日ではなく、ニュージーランドの多文化社会において、マオリの知識、歴史、価値観を共有する国家的な行事として発展しています。

伝統、習慣、お祝いの方法

マタリキの祝い方には、夜明け前に家族や地域の人々が集まり、東の空に現れる星団を眺める習慣があります。地域によっては、専門家や長老が星の位置を読み、その年の天候、収穫、自然環境について語ります。追悼のための karakia(祈り)や mihimihi(挨拶・歓迎の言葉)を行い、先祖や故人をしのんだ後、家族の健康と地域の繁栄を願います。マタリキの標準的な挨拶としては「Mānawatia a Matariki(マナワティア・ア・マタリキ、マタリキをたたえましょう)」が広く使われます。

祝日の期間には、whānau(家族・親族)が集まって食事を囲み、hākari(祝宴)を開くほか、学校や自治体、博物館などで文化行事が催されます。料理は地域や家庭によって異なりますが、 kūmara(クマラ、サツマイモ)、魚介類、季節の野菜、パンや煮込み料理など、土地の恵みを生かした食事が用意されます。伝統的な manu tukutuku(凧)を揚げたり、マオリの歌、踊り、物語、工芸、星空観察に参加したりすることもあります。行事の中心は「過去を思い出す、現在を祝う、未来を見つめる」という考え方であり、現代のマタリキはマオリに限らず、ニュージーランド全体で家族、自然、共同体とのつながりを確かめる機会となっています。