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Uk 公的祝日

聖パトリックの祝日

聖パトリックの祝日

終了 185日前 2026-03-17

基本情報

日付 2026-03-17
曜日 火曜日
休日の種類 公的祝日
振替労働日 いいえ

歴史的背景と由来

セント・パトリック・デー(聖パトリックの日)は、アイルランドの守護聖人パトリックを記念する日で、毎年3月17日に祝われます。パトリックは5世紀頃に活動したキリスト教宣教師で、ウェールズまたはブリテン島西部に生まれ、若い頃にアイルランドへ連れて行かれた後、帰国して聖職者となり、再びアイルランドで布教したと伝えられています。彼の生涯には後世の伝説も多く、三つ葉のクローバーで三位一体を説明したという逸話や、アイルランドから蛇を追い払ったという物語が広く知られていますが、後者は歴史的事実というより象徴的な伝承です。

この祝日はもともと宗教的な祝祭でしたが、アイルランドからの移民が増えた18世紀以降、世界各地でアイルランド文化とアイデンティティを表す日へと発展しました。イギリスでは、とりわけアイルランド系住民の多い都市で重要な文化行事となり、北アイルランドでは公休日です。一方、イングランド、スコットランド、ウェールズではイギリス全体の一律の祝日ではありません。2026年のセント・パトリック・デーは3月17日(火曜日)にあたり、北アイルランドを中心に、パレードや音楽を通じてアイルランドの歴史、言語、文学、移民の遺産が紹介されます。

伝統、習慣、お祝いの方法

代表的な習慣は、緑色の衣服や小物を身につけ、クローバーを飾り、アイルランド音楽やアイリッシュ・ダンスを楽しむことです。ロンドン、バーミンガム、マンチェスター、リヴァプールなどでは、アイルランド系コミュニティや自治体がパレード、コンサート、文化フェスティバルを開催します。ロンドンのパレードでは、山車、マーチングバンド、ダンサー、地域団体などが参加し、都市の多文化性とアイルランドとの歴史的な結びつきを示します。建物や観光名所を緑色にライトアップする演出も、近年広く見られるようになりました。

食卓では、アイリッシュ・シチュー、ソーダブレッド、コルカノン、ボックスティなどのアイルランド料理が親しまれ、パブではギネスなどのアイルランドのスタウトやアイリッシュ音楽が楽しまれます。ただし、緑色のビールはアイルランド本国の伝統というより、主に海外で発展した演出です。挨拶には英語の「Happy St Patrick’s Day!」や、アイルランド語の「Lá Fhéile Pádraig sona duit!(ラ・エーレ・パードリグ・ソナ・ディッチ、聖パトリックの日おめでとう)」が使われます。現在のイギリスでは、宗教行事に限らず、家族や友人と集まり、音楽、ダンス、食文化を通してアイルランドの伝統を祝う日として定着しています。