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Uk 公的祝日

聖アンデレの祝日

聖アンデレの祝日

近日 73日後 2026-11-30

基本情報

日付 2026-11-30
曜日 月曜日
休日の種類 公的祝日
振替労働日 いいえ

歴史的背景と由来

セント・アンドリューズ・デーは、スコットランドの守護聖人である聖アンデレを記念する日で、毎年11月30日に祝われます。聖アンデレはイエス・キリストの十二使徒の一人で、スコットランドに直接赴いたという確かな史料はないものの、中世以来、スコットランドの守護聖人として崇敬されてきました。伝承では、聖アンデレの遺物の一部が現在のセント・アンドルーズに運ばれたとされ、この地名も聖人への信仰と深く結びついています。白地に青い斜め十字を配したスコットランド国旗「ソルタイア(Saltire)」も、聖アンデレが磔刑にされた十字架を象徴すると説明されています。

この祝日は、宗教的な聖人祭から、スコットランドの歴史・文化・民族的アイデンティティを祝う国民的行事へと発展しました。中世のスコットランド王国における守護聖人信仰に加え、1320年の「アーブロース宣言」に見られる独立意識や、近代以降のスコットランド文化の再評価も、その象徴性を強めました。2007年にはスコットランド議会の法律により、セント・アンドリューズ・デーを公的に認知された祝日として扱う枠組みが整えられました。2026年は11月30日が月曜日に当たるため、スコットランドではこの日に祝われますが、イギリス全土で一律に休業となる国民休日ではなく、休日扱いは地域や勤務先によって異なります。

伝統、習慣、お祝いの方法

代表的な行事は、スコットランドの伝統音楽に合わせて踊る「ケイリー(ceilidh)」です。バグパイプの演奏、フォーク音楽、集団舞踊を楽しむ催しが学校、地域施設、パブ、文化団体などで開かれ、参加者はタータン柄の衣服やスコットランド国旗の色を取り入れた装いを身につけることもあります。エディンバラ、グラスゴー、セント・アンドルーズなどでは、コンサート、パレード、歴史講演、ライトアップや市民向けの文化イベントが開催されることがあります。また、スコットランド系移民の多いイギリス各地や海外でも、スコットランド協会や聖アンドレイ協会が晩餐会を催します。

食卓では、ハギス、マッシュしたカブやスウェード(neeps)、ジャガイモ(tatties)を組み合わせた伝統料理がよく知られ、スコッチウイスキー、スコッチブロス、ショートブレッドなどが添えられることもあります。公式の定型句は必ずしも一つに定まっていませんが、「Happy St Andrew’s Day!(ハッピー・セント・アンドリューズ・デー)」や「Latha Naomh Anndra sona dhut!(よい聖アンデレの日を)」と声をかけます。今日では、宗教的な祈りだけでなく、スコットランドの言語、音楽、文学、料理、スポーツ、地域社会への誇りを分かち合う日として親しまれています。