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Brazil 公的祝日

聖金曜日

聖金曜日

終了 168日前 2026-04-03

基本情報

日付 2026-04-03
曜日 金曜日
休日の種類 公的祝日
振替労働日 いいえ

歴史的背景と由来

2026年のグッド・フライデー(聖金曜日)は4月3日にあたり、ブラジルでは「セスタ・フェイラ・サンタ(Sexta-Feira Santa)」または「パイシャオン・ジ・クリスト(Paixão de Cristo、キリストの受難)」と呼ばれる国民の祝日です。キリスト教、特にカトリックの伝統において、イエス・キリストの磔刑と死を記念する日であり、復活祭(パスコア)の直前に置かれた聖週間の中心的な日です。喜びを祝う日ではなく、祈り、悔い改め、沈黙、犠牲を重んじる厳粛な日とされています。

ブラジルでは、ポルトガルによる植民地化とともに広まったカトリック信仰が、先住民文化やアフリカ系ブラジル人の宗教・芸術表現とも交わりながら発展しました。そのため聖金曜日の行事には、ヨーロッパ由来の典礼だけでなく、地域ごとの行列、野外劇、彫刻、音楽、共同体の奉仕活動などが取り入れられています。ミナスジェライス州オウロ・プレットの宗教行列や、ペルナンブコ州ノーヴァ・エルサレーンで行われる大規模なキリスト受難劇は、ブラジルにおけるこの日の文化的な広がりを象徴する例です。

伝統、習慣、お祝いの方法

多くの信者は教会で特別な典礼に参加し、聖書の受難物語を朗読します。カトリック教会では通常ミサを行わず、「主の受難の祭儀」と呼ばれる礼拝で、聖書朗読、十字架の礼拝、共同祈願などを行います。地域によっては、イエスの受難を再現する「ヴィア・サクラ(Via-Sacra、十字架の道行き)」や、ろうそくを手にした夜の行列、住民が演じる野外の受難劇が開かれます。家庭でも落ち着いて過ごし、派手な娯楽や祝宴を控える人が少なくありません。

食習慣としては、カトリックの節制に基づき、肉、特に牛肉や鶏肉を避け、魚介類を食べる家庭が多くあります。ブラジル料理では、塩漬け干しダラの「バカリャウ」を使った料理、魚の煮込み、エビ料理、野菜やココナツミルクを用いた料理などがよく見られます。ただし、実践の程度は家庭や宗派、地域によって異なります。挨拶は華やかな「メリークリスマス」のような定型句よりも、「聖金曜日を祈りと平安のうちに過ごせますように」(Que você tenha uma Sexta-Feira Santa de reflexão e paz)といった敬意と祈りを込めた表現が自然で、「フェリス・パスコア(Feliz Páscoa、復活祭おめでとう)」は通常、復活祭の日曜日に用いられます。