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Canada 公的祝日

カナダ先住民の日

カナダ先住民の日

終了 89日前 2026-06-21

基本情報

日付 2026-06-21
曜日 日曜日
休日の種類 公的祝日
振替労働日 いいえ

歴史的背景と由来

カナダの「National Aboriginal Day(全国先住民の日)」は、現在の正式名称を「National Indigenous Peoples Day(全国先住民族の日)」といい、毎年6月21日に祝われます。1996年、ロメオ・ルブラン総督の宣言によって設けられ、ファースト・ネーションズ、イヌイット、メティスというカナダの先住民族の歴史、文化、言語、貢献をたたえる日となりました。6月21日が選ばれたのは、夏至に近く、多くの先住民社会で古くから季節の節目や共同体の集いが行われてきた時期であるためです。

2017年、カナダ政府は「Aboriginal」という従来の公的表現を、より現在の用語に合わせて「Indigenous」へ改め、名称をNational Indigenous Peoples Dayに変更しました。この日は、先住民族の豊かな文化を紹介するだけでなく、植民地化、寄宿学校制度、土地や言語をめぐる歴史的な不正義を学び、和解と相互理解を考える機会でもあります。全国的な記念日ですが、連邦政府の法定休日ではなく、地域や自治体、学校、文化機関などがそれぞれ催しを実施します。2026年は6月21日(日)にあたります。

伝統、習慣、お祝いの方法

各地では、先住民族の長老や文化指導者による歓迎の言葉、伝統的な歌や太鼓、 powwow(パウワウ)と呼ばれる踊りの集い、物語の語り、工芸品の展示、先住民言語の紹介などが行われます。地域によっては、イヌイットの喉歌、メティスのフィドル音楽、ファースト・ネーションズのドラム演奏など、特定の民族や共同体に根ざした表現が披露されます。参加者は文化を一括りにせず、それぞれのNation(民族・共同体)や地域の違いを尊重しながら見学・参加することが大切です。

食文化も地域ごとに多様で、サーモン、鹿肉やバイソンなどの狩猟肉、野生のベリー、トウモロコシ、メープルシロップ、バノックと呼ばれるパンなどが紹介されることがあります。ただし、すべての先住民族が同じ料理や習慣を共有しているわけではありません。一般的な英語の挨拶としては「Happy National Indigenous Peoples Day」や「Wishing you a meaningful National Indigenous Peoples Day」が使われ、日本語では「全国先住民族の日を心よりお祝いします」「先住民族の文化と歴史に敬意を表します」などと表現できます。祝祭だけでなく、先住民作家の文学を読む、博物館や文化センターを訪れる、地域の先住民による催しに参加することも、この日の意義に沿った過ごし方です。