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Philippine 公的祝日

聖木曜日

聖木曜日

終了 169日前 2026-04-02

基本情報

日付 2026-04-02
曜日 木曜日
休日の種類 公的祝日
振替労働日 いいえ

歴史的背景と由来

フィリピンで「聖木曜日(Huwebes Santo)」と呼ばれるマーンディ・サーズデーは、キリスト教の聖週間(Semana Santa)にあたる重要な日で、2026年は4月2日(木)に行われます。イエス・キリストが十字架刑の前夜に弟子たちと最後の晩餐をともにし、パンとぶどう酒を自身の体と血のしるしとして示した出来事、そして弟子たちの足を洗って奉仕と謙遜の教えを示した出来事を記念します。カトリック教会では、聖体の制定、司祭職、キリスト教的な隣人愛と奉仕の起源を特に重視します。

フィリピンでは、スペイン統治期の16世紀以降に根付いたカトリック信仰と、各地域の共同体文化が結びつき、聖木曜日は宗教的にも社会的にも大きな意味を持つ日となりました。国の祝日制度上、聖木曜日は通常「正規祝日(regular holiday)」に指定され、官公庁や多くの企業、学校が休みになります。ミサや行列、教会巡りを通して受難の物語を追体験する一方、家族が故郷へ帰省する時期でもあり、フィリピンの聖週間を象徴する全国的な行事へと発展しています。

伝統、習慣、お祝いの方法

中心となる儀式は夕方の「主の晩餐のミサ(Mass of the Lord’s Supper)」です。司祭が12人の信徒の足を洗う儀式は、イエスの奉仕の姿を再現するものとして行われます。ミサの後には聖体が特別に設けられた安置所へ移され、信徒が祈りをささげます。多くの地域ではこの夜に「ヴィジータ・イグレシア(Visita Iglesia)」として七つ、またはそれ以上の教会を巡り、各教会で祈りを唱えます。祭壇が布や装飾を外されて簡素になること、鐘やオルガンの使用が控えられることも、キリストの受難と沈黙を表す伝統です。

聖木曜日から復活祭までは肉食を控える信徒が多く、魚介類、野菜、豆、米を使った簡素な料理が家庭や食堂で選ばれます。地域によっては「パバサ・ン・パション(Pabasa ng Pasyon)」と呼ばれる、キリストの受難を詠唱する祈りが続けられます。挨拶としては、英語の「Have a blessed Holy Thursday」や、フィリピン語の「Mapagpalang Huwebes Santo(祝福された聖木曜日を)」などが用いられます。娯楽や派手な祝宴を避け、祈り、家族との時間、教会奉仕を重んじるのが一般的ですが、実際の過ごし方には地域、教派、家庭ごとの差があります。