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Philippine 公的祝日

聖木曜日

聖木曜日

終了 79日前 2026-04-02

基本情報

日付 2026-04-02
曜日 木曜日
休日の種類 公的祝日
振替労働日 いいえ

歴史的背景と由来

マウンディ・サーズデー(聖木曜日)は、キリスト教の復活祭前の聖週間の中で最も重要な日々の一つであり、特にフィリピンでは国民的な祝日として深く根付いています。この日は、イエス・キリストが弟子たちと最後の晩餐を行い、その際に足を洗う謙遜の儀式(洗足式)を行ったことに由来します。また、聖体拝領と聖職者の制度を定めたとされる日でもあり、カトリック教会では「司祭制定の日」としても祝われます。フィリピンは人口の約8割がカトリック信者であり、スペイン植民地時代から続くキリスト教の伝統が今なお色濃く残っています。マウンディ・サーズデーは、その信仰の深さを象徴する期間であり、多くの人々がこの日から始まる聖週間の厳粛な行事に参加するために仕事や学校を休みます。特に2026年は、復活祭が4月5日と早いため、マウンディ・サーズデーは4月2日(木曜日)に当たります。この日はフィリピン全土で公共機関やほとんどの企業が休業し、首都マニラなどの主要都市では交通網も大幅に減便されるため、多くの人が故郷へ帰省したり、教会巡りを計画します。

伝統、習慣、お祝いの方法

フィリピンにおけるマウンディ・サーズデー最大の風習は「ビシタ・イグレシア(Visita Iglesia)」です。これは、聖週間中に7つまたは14の教会を巡礼し、各教会で十字架の道行き(Stations of the Cross)を祈る伝統です。特にマウンディ・サーズデーの夜に行われることが多く、人々はろうそくや花を手に徒歩で教会を巡ります。また、この日は多くの教会で最後の晩餐にちなんだミサが行われ、その後に聖体安置と祭壇の装飾を全て取り払う「聖体降架(Despedida)」が行われます。さらに、一部の地域ではマウンディ・サーズデーの夜に「パバサ(Pabasa)」と呼ばれる受難劇が始まります。これはイエスの受難を歌い語る宗教的な朗読行事で、地域によっては24時間以上続き、聖金曜日まで継続されます。食文化としては、聖週間中は肉を避ける習慣が強いため、特に魚料理や野菜料理が中心となります。代表的なものは「ビナゴオン(Bina-gongon)」と呼ばれるココナッツミルクと野菜の煮込みや、干し魚を使った「ダンギット(Danggit)」などです。また、多くの家庭では伝統的な菓子「プト(Puto)」や「ビビンカ(Bibingka)」を教会に持参し、巡礼者に振る舞う習慣もあります。この日の一般的な挨拶としては、「マランダン・マウンディ・サーズデー(Maligayang Maundy Thursday)」や「マランダン・ハラク・ン・パーサ(Maligayang Halik ng Pasko)」(聖週間の挨拶)が用いられます。