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Philippine 公的祝日

聖土曜日

聖土曜日

終了 167日前 2026-04-04

基本情報

日付 2026-04-04
曜日 土曜日
休日の種類 公的祝日
振替労働日 いいえ

歴史的背景と由来

2026年のフィリピンにおける聖土曜日(Holy Saturday)は4月4日に当たります。カトリック教会の典礼暦では、聖金曜日のキリストの受難と死、復活祭の喜びの間に位置する日で、イエス・キリストが墓に葬られ、弟子たちが悲しみと不安の中で待った時間を記念します。フィリピンでは一般に「ブラック・サタデー(Black Saturday)」、または「サバド・デ・グロリア(Sabado de Gloria、栄光の土曜日)」と呼ばれ、聖週間(Semana Santa)の静寂と期待を象徴する重要な日です。

スペイン統治期以来、カトリック信仰はフィリピン社会の宗教文化に深く根付き、聖週間の諸行事も各地域の慣習と結び付きながら発展してきました。聖土曜日の日中は、聖金曜日に続く喪と沈黙の時間として過ごされますが、日没後に行われる復活徹夜祭によって、教会は次第に復活の喜びへと移行します。かつては復活祭の朝に行われていた洗礼や改宗者の受け入れも、現在ではこの徹夜祭と結び付けられることが多く、フィリピンの教会暦における転換点となっています。

伝統、習慣、お祝いの方法

聖土曜日の日中、教会の祭壇は質素に保たれ、ミサは通常行われません。信徒は祈りや黙想をしながら、聖金曜日の受難行事を振り返り、復活祭を待ちます。地域によっては、聖週間の巡礼や「ビシタ・イグレシア(Visita Iglesia)」で訪れた教会を再び訪ねたり、家族とともに静かな時間を過ごしたりします。断食や肉食を控える習慣は聖金曜日ほど一律ではありませんが、敬虔な家庭では復活徹夜祭まで質素な食事を続けることがあります。

日没後には復活徹夜祭が始まり、教会の外で新しい火をともして復活のろうそく(パスカル・キャンドル)を灯し、その火を信徒のろうそくへ分けます。暗い教会に光が広がる演出、洗礼水の祝福、洗礼や堅信、そして「グロリア(栄光の賛歌)」の再唱和と鐘の音は、悲しみから復活の喜びへの移行を表します。フィリピンでは、復活祭の早朝に行われる「サルボン(Salubong)」が特に有名で、復活したキリスト像と聖母マリア像を出会わせる行列が行われます。復活徹夜祭後や復活祭には「Maligayang Pasko ng Pagkabuhay(復活祭おめでとうございます)」と挨拶し、家族で食卓を囲み、肉料理や菓子などを楽しむ家庭も多くあります。