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Brazil 公的祝日

万霊節

死者の日

近日 45日後 2026-11-02

基本情報

日付 2026-11-02
曜日 月曜日
休日の種類 公的祝日
振替労働日 いいえ

歴史的背景と由来

ブラジルの「死者の日(Dia de Finados)」は、毎年11月2日に、亡くなった人々を追悼し、その魂のために祈るカトリックの祝日です。2026年は11月2日(月)にあたり、ブラジルの全国的な祝日として、多くの人が墓地や教会を訪れます。諸聖人の日である11月1日の翌日に置かれ、聖人として公式に認められていない故人を含む、すべての死者を記念する日とされています。

その起源は、初期キリスト教における死者のための祈りや記念の慣習にさかのぼります。中世には、フランスのクリュニー修道院長オディロンが998年に、諸聖人の日の翌日を死者のための祈念日として定めたことが、現在の「死者の日」の形成に大きな影響を与えました。この慣習はポルトガルを通じて植民地期のブラジルへ伝わり、カトリック信仰、先住民やアフリカ系文化に由来する死者への敬意と結びつきながら、家族の記憶と「saudade(サウダージ、故人を懐かしむ深い思い)」を表す国民的な追悼行事として発展しました。

伝統、習慣、お祝いの方法

この日には、家族が墓地を訪れて墓石を清掃し、花を供え、ろうそくを灯します。教会では故人の名を挙げるミサや追悼の祈りが行われ、墓地では聖職者による祝福、合唱、静かな黙とうが見られます。都市部の墓地は早朝から多くの人でにぎわい、墓地周辺には花やろうそくを売る露店が並びます。白い花や菊、バラなどがよく用いられますが、花の種類や飾り方には地域や家庭ごとの違いがあります。

死者の日は、盛大な祝宴よりも、家族で故人の写真や思い出を語り、墓前で祈りを捧げる厳粛な時間として過ごされるのが一般的です。全国共通の特別料理や固定された挨拶があるわけではありませんが、「Feliz Dia de Finados(よい死者の日を)」のような祝賀的な表現よりも、「Que Deus conforte seu coração(神があなたの心を慰めてくださいますように)」や「Saudades eternas(永遠に恋しく思います)」など、慰めと追悼を示す言葉がふさわしいとされます。地域によっては、家族が集まって普段の家庭料理を共にし、故人を偲ぶこと自体が大切な伝統となっています。